【ブレイブルーCPEX レビュー】初心者には色んな意味で敷居が高い

【ブレイブルーCPEX レビュー】初心者には色んな意味で敷居が高い

今回レビューするのはPS4の「ブレイブルー  クロノファンタズマ エクステンド」でござる。

スタイリッシュなキャラクターが戦う1vs1の格闘ゲームでござるよ。

「ブレイブルー  クロノファンタズマ エクステンド」の基本情報

タイトル(商品名):ブレイブルー  クロノファンタズマ エクステンド(BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA EXTEND)
機種:PlayStation4
ジャンル:対戦格闘
メーカー:アークシステムワークス
価格:6,264円

 

アークシステムワークスによる対戦格闘ゲーム「ブレイブルー」の5作目「クロノファンタズマ」の完全版。

「ブレイブルー」とは2008年から始まった格闘ゲームタイトルで、アークシステムワークスとしては「ギルティギア」シリーズに続いて2つ目の格闘ゲームシリーズである。

1vs1のオーソドックスな2D格闘ゲームで、アニメ系のカッコいい&かわいいキャラクター、アークエネミーと呼ばれる武器の数々、複雑なストーリー設定などが特徴だ。

 


僅かに渋いおっさんやイロモノキャラクターもいる

 

操作はAボタン、Bボタン、Cボタン、Dボタン、挑発ボタンの5つで、基本的には挑発ボタンを除く4ボタン+レバーの組み合わせでキャラクターを操作することになる。

格闘ゲームとしては華麗な連続技を決めていくのが楽しい「コンボゲー」の部類に入るだろうと思う。

 


アビスモードでは乱入してきたキャラクターを倒すとアイテムを入手できる

 

本作ではアーケードモード(1人用モード)、V.S.モード(オフ1~2人用)、オン対戦モード、トレーニングモードという格闘ゲームのお約束モード以外にも、「アビスモード」というダンジョン探索してアイテムを集めるモード、「スコアアタックモード」という高いスコアを目指すモード、「アンリミテッドマーズモード」という普通よりも強いCOMと戦うモード、「チャレンジモード」という連続技の課題をクリアしていくモードが用意されている。

丁寧な「チュートリアルモード」も用意されており、格闘ゲーム初心者であってもガードの仕方など基本からシステムを学んでいくことができる。

 

また、格闘ゲームではあるが、ストーリーにも重点が置かれており、本作では「ストーリーモード」というブレイブルーの物語を楽しめるモードや「教えて!ライチ先生」というこれまで出てきた用語や物語を補完するモードまで用意されている。

これらのモードは基本的にAVGのように物語を読み進める形になっている。

「ブレイブルー  クロノファンタズマ エクステンド」の評価・感想

ゲーム状況
プレイ時間: 4~5時間
クリア: 済
バージョン:1.05
導入DLC:なし

 

アーケードモードをクリアと言って良いか分からないが、一応2,3キャラで一通りプレイし、エンディングまで見た。

その他ストーリーモードやアビスモードなども体験。

ゲームの肝でもあるオン対戦はしていないので、今回はオフの評価として見てもらいたい。

複雑すぎる戦闘システム&ストーリー


複雑なゲームシステム&ストーリーで初心者には分かりづらい

 

まずは格闘ゲームのジャンルそのものが初心者お断りな感じなのだが、拙者は「ストリートファイター」シリーズなどを結構やっていたため、格闘ゲームに関しては初心者ではない。

しかし別ゲームになると、やっぱり敷居が高い。

本作は格闘ゲームの中でもシステムがかなり複雑な方であり、初心者には余計にとっかかりにくいだろう。

 

なにせジャンプだけでも3種類あったり、ガードも通常ガードとバリアガードがあるなど、とにかく覚えることが多すぎるのだ。

チュートリアルでこの辺りのことは1つ1つ教えてくれるが、全てやり終わる頃には半分も覚えていないだろう。

こればっかりは時間をかけて少しずつ覚えていくしかない。

一応初心者用に、「スタイリッシュモード」というボタン連打で連続技が出る設定もできるが、どのボタンの順番でどの技が出るか覚える必要があるし、投げ抜けなどは自動で出ないので対人戦では使いものにならないだろう。

 

一方、ストーリーに関してもこれまた複雑で、無駄に多い中二病的な専門用語やキャラクター、わざわざ理解がしにくいような言い回しのオンパレードで初心者は置いてけぼりにされてしまう。

更に急に途中でおふざけが入るものだから、どこが本筋なのかも見えにくくなってしまっている。

ストーリーがすんなり入ってこればゲームシステムを覚えようというモチベーションにもなったかもしれないが、ストーリーも複雑で意味不明では、わざわざ真剣に覚えようという気にはなれない。

シリーズ最初からやっていればまた違ったのかもしれないが…。

ストーリーモードってこんなん!?


延々おしゃべりが続くストーリーモード

 

本作にはアーケードモード以外に、ストーリーモードというものがある。

拙者は前知識なくプレイしたため、「ストーリーの大まかな流れを追いながら、バトルをしていくモード」かと思っていた。

 

しかし…

蓋を開けてみれば、ほぼずっとAVGのようなキャラクター同士の会話で話が進んでいくだけで、バトルはほんの数回しか発生しない。

しかも、会話長すぎ!意味分からな過ぎ!

格闘ゲームなのに、なぜこんなストーリー推しなのか。

一応ストーリーモードはかなり進めたが、時間を無駄にしたと後悔した…。

色んなモードがあるが、それほど違いは…


アビスモードもスコアアタックモードもCOM戦を順番にやっていくだけ

 

本作はアーケードモード、V.S.モード以外にも沢山のオフ用モードが用意されている。

しかし、アビスモードもスコアアタックモードもアーケードモードやV.S.モードとほとんど変わり映えしない。

結局アーケードモード同様にCOM戦を連続でやるだけなのだ。

これらのモードを入れるのなら、もう少しダンジョンっぽく見えるような工夫をしたり、スコアが稼げるボーナスステージを作るなど凝った作りにした方が良いと思う。

総評

オフラインのみの評価だが、全体的に無駄が多い気がする。

ストーリー然り、ゲームシステム然り、ゲームモード然り。

このゲームに限らず格闘ゲーム全般に言われていることだが、システムの複雑化は新規には厳しいところだ。

他のゲームと差をつけようと思うとどうしてもシステムは複雑化していくが、見直していかなければ新規の人はいつまで経っても入れないままだ。

 

得点:21/100

格闘ゲーム好きにはいいかもしれないが、初心者にはとてもおすすめできないでござる。

格闘ゲーム全般がそうかもしれぬが…。

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