【AKIBA’S TRIP2 レビュー】つまらなくはないがグラのショボさが致命的

【AKIBA’S TRIP2 レビュー】つまらなくはないがグラのショボさが致命的

今回レビューするのはPS4の「AKIBA’S TRIP2」というゲームでござる。

服を脱がせて敵を倒すという一風変わったバカゲーでござるよ。

「AKIBA’S TRIP2」の基本情報

タイトル(商品名):AKIBA’S TRIP2(アキバズトリップ2)
機種:PlayStation4
ジャンル:アクションアドベンチャー
メーカー:アクワイア
価格:4,298円(AKIBA’S TRIP2+A)

 

秋葉原を舞台にしたアクションアドベンチャー。

主人公は秋葉原が好きな平凡なオタクだったが、ある日吸血鬼に改造されそうになったところを少女に助けられ、事件に巻き込まれていく、というストーリーだ。

吸血鬼に改造された人間は魔骸者(まがいもの)と呼ばれ、見た目は変わらないが、身体能力が飛躍的に向上したり、日光に全身を晒すと消滅するという特徴を持っている。

そこで主人公は魔骸者を倒すために服を脱がす技術を磨いていくのだった…!

という訳で、決してエロゲーではなく、れっきとした(?)化物と戦うゲームである。


服を脱がしまくると、カッコいい(?)演出が!

 

本作は自由に秋葉原を散策したり戦闘ができるパート(アクションパート)紙芝居イベント(AVGパート)で構成されている。

散策パートで歩き回れる秋葉原駅周辺はかなり忠実に再現されており、秋葉原に行ったことがある人は見覚えのある景色に出会えることだろう。

この散策パートでは道行く人に□ボタンでちょっかいをかけることができ、もし魔骸者であればそのまま戦闘に突入する。

 

戦闘は□=上半身、○=下半身、△=頭への攻撃となり、攻撃することで、それぞれの部位に身に付けている服の耐久度を減らすことができる。

0まで攻撃を続ければ自動で服を破壊、一定値まで減らした上で対応する部位のボタン長押しをすると服を脱がせること(ストリップアクション)ができる。

全ての服を破壊、脱がせることで勝利となる。

 

また、複数部位の耐久値が一定値以下になっている場合は、脱がした後にQTEが発生し、成功すると連続で次々に服を脱がせていくことができる。

複数人相手で10連続でストリップアクションを行うと、特別な演出になり敵が全裸で消滅する(とどめストリップ)。

脱がせた服はアイテムとして取得も可能(とどめストリップを決めた場合、パンツも入手できる)。

なんか真面目に書いているが、要するにバカゲーである。


全然本編と関係ない「空気読めない」選択肢もあるが、調子に乗るとゲームオーバーも…

 

一方のイベントパートでは、オーソドックスな紙芝居イベントで時々選択肢を選んでいく形。

大体1番下の選択肢はネタとなっており、ノリでそこばかり選んでいるとゲームオーバーになることも…(拙者はこれでいきなりゲームオーバーになったでござる)。

また、登場する女性の好感度も選択肢によって上下し、エンディングにも影響がでるようだ。

「AKIBA’S TRIP2」の評価・感想

ゲーム状況
プレイ時間:10時間
クリア:済
バージョン:1.02
導入DLC:なし

 

かなり前に一度クリアした。

が、あんまりストーリーは記憶にない…。

ストリップアクションは意外と爽快感がある


実は主人公も魔骸者となっており、全部脱がされるとゲームオーバー

 

本作はどこからどう見てもバカゲーなのだが、意外とゲーム部分はしっかりしていたりもする。

特に戦闘はそこそこの難易度もありながら、ストリップアクションを連続で決めていく時には爽快感もある絶妙な仕上がり。

脱がせた服はアイテムとして収集できるため(破った場合は入手できない)、自分に装備して防御力を上げたり、コレクター的に集めてみることもできる。

 

また、ストーリー以外の部分も結構凝っていて、ツイッターに近いような読み物があったり、仲間・業者からのメールなど結構細かい楽しみもある。

本編と全く関係ない部分ではあるが、秋葉原に詳しい人はニヤリとできたり、オタクに程遠い人であれば未知の文化に触れることができるかもしれない(オタクから程遠い人がこのソフトをプレイするとは思えないが)。

良いところは以上!

グラのしょぼさよ…


秋葉原駅前の様子がしっかり再現されているが、海外ゲーと比べると…

 

色々気になるところはあるが、何と言ってもグラのしょぼさ

もともとPS3/Vita用に発売されていたソフトとは言え、PS3でも酷い方だと思う。

 

比較してはいけないのかもしれないが、海外のオープンワールドゲームを見た後だとどうしても、「国内ではなんでこんなのしかできないんだ…」と思ってしまう。

(最近ようやく「FF15」が発売されたが、国産オープンワールドゲームは数自体が少ない。)

 

まぁ結構際どい内容なので、グラがしょぼくないとCEROからお咎めを受ける可能性もあるのかもしれないが、男性プレイヤーが期待するのはもっと凄いグラフィックの「AKIBA’S TRIP」であるのは間違いない(あれ?途中から街の話じゃないような…)。

移動がめんどい


マップから直接ワープでき、結局これを使うことが多くなりがち

 

上とも関連しているが、本作はオープンワールドではなく、街のいたるところでロードが挟まる

また、変なところでマップが切れており、画面が変わるとワープしていたりする。

そのため、やたら目的地に着くのが大変。

 

その上、もし魔骸者に出会ってしまったらどんどん新しい敵が現れるため、序盤は特に「全然戦闘が終わらない」状態になりがち。

結局マップから直接ワープした方が早いということになってしまう。

また、街中にある入れるショップはめちゃくちゃ少なく、沢山の電気屋がある街と言うには違和感もある。

総評

街を再現したり、ストリップアクションというギリギリのところに挑んでいるのは評価したいが、これをフルプライスで買うのはちょっとな…というのが正直なところ。

日本の小さなゲーム会社にももっと頑張ってもらいたいが、PS4レベルのソフトを作るのはやっぱり大変なのだろう。

 

得点:34/100

エロ目的としても中途半端でなかなか薦めづらいソフトでござるな。

秋葉原ネタが好きな人には良いかもしれぬ…。

 

追記:トリップシリーズではないが、同じ秋葉原を舞台にしたアクワイヤの作品「AKIBA’S BEAT」をレビュー。

「AKIBA’S TRIP2」よりひどくなってた…。

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