【アスタブリード レビュー】グラや設定にこだわりを感じるが中身はペラペラ

【アスタブリード レビュー】グラや設定にこだわりを感じるが中身はペラペラ

今回レビューするのはPS4の「アスタブリード」というインディーズゲームでござる。

カッコいいロボットを駆って敵をせん滅していくシューティングゲームでござるよ。

「アスタブリード」の基本情報

タイトル(商品名):アスタブリード
機種:PlayStation4
ジャンル:シューティング
メーカー:PLAYISM
価格:2,000円

 

国産のインディーズゲームで(日本の場合、同人作品と言った方がいいのかな?)2017年3月現在、フリープレイで配信中。

 

ゲームは「クロスブリード」というロボットを操って戦うシューティングゲームになっており、ロボットアニメをそのままゲームにしたような内容となっている。

特筆すべきは操作することになるクロスブリードのかっこよさ、途中で挿入されるアニメの出来の良さで、同人作品とは思えないほどのクオリティに仕上がっている。


クロスブリードのモーションはいちいちカッコイイ!

 

操作することになるロボットクロスブリードには様々な攻撃方法が用意されており、

  • R2ボタン:射撃
  • R1ボタン:斬撃
  • R3ボタン:自分を中心に範囲内の敵をロックオン(離すと攻撃開始)
  • Rスティック:傾けた方向にいる敵をロックオン(ニュートラルに戻すと攻撃開始)
  • L1+Lスティック:剣を構えて突進攻撃
  • L2:バーストアタック(ロックオン等で異なる攻撃になる)

全部羅列するとこれだけある。

 

厳密に言うと、クロスブリード自体は射撃武器を持っておらず、周りに浮かぶ青い弾みたいなものが射撃を行っているらしい。

そのため、ロックオン攻撃をすると青い弾が自機から離れ敵を攻撃しに行くため(ガンダムのファンネルのような性能)、R2ボタンの射撃の威力が弱まる。

ロックオンの方法はR3とRスティックの2種類あるが、R3は広範囲をロックオンする時用、Rスティックは一方向の敵を早くロックオンしたい時用に用いる。


横スクロールから縦・奥へと状況によって次々と視点が切り替わる

 

さて、ゲーム自体は横スクロール、縦スクロール、奥スクロールと場面によってグリグリ視点が移り変わる、少し変わったシューティングゲームとなっている。

そして、とにかく敵の数・弾が多く、その上敵が素早い。

 

ただ、敵の一部の弾は自機の射撃や斬撃で相殺することができるため、見た目ほど無理ゲーではない。

Easyであれば誰でもクリアできるはずだ。

難易度が高くなると武器で相殺できない弾が多くなり、難易度はグッと高くなる。

「アスタブリード」の評価・感想

ゲーム状況
プレイ時間:4時間
クリア:済
バージョン:1.01
導入DLC:なし

1周クリアに4時間程度かかった。

クリアまで遊べたことを評価するべきかどうか…。

気合いの入ったグラやキャラ・背景設定


プロローグしか登場しないキャラにまで詳しいプロフィールが用意されている

 

グラフィックは同人ゲームとは思えないクオリティで、PS4でも十分通用する出来だと思う。

国内のゲーム会社のソフトより下手したらクオリティ高いんじゃないか、とも思えるくらいだ。

人物やロボット、敵キャラまでデザイン自体もクオリティが高く、特にロボットアニメ好きであればクロスブリードのデザインは必見だろう。

 

また、2,000円のゲームとは思えないほどに設定も細かくこだわりが感じられ、それらはゲーム内で人物紹介や年表などの資料に見ることができる。

こういったこだわりはまさに同人ゲームらしいものとも言える。

でもストーリーいらなくね…?


設定で大風呂敷広げ過ぎたのかも…

 

しかし、肝心のゲーム自体の容量は少なく、チャプター6までしかない。

そのため細かい設定を全く活かせず、ストーリーも滅茶苦茶早足で進んでいく。

後半2ステージなんてほとんどボス戦である。

 

正直、これならストーリーやキャラクターなしにして、ステージ攻略型のシューティングで良かったんじゃないかと思える。

設定が大きすぎるのが、よりゲーム本編のペラペラ具合を強調しているように思えるのも残念だ。

シューティングは大味


難易度ノーマルまでならダメージ覚悟のゴリ押しでもなんとかなる

 

「ハイスピード」+「弾幕シューティング」というのは最近の流行りのようだが、こういったゲームはどうしても大味になりがち。

ゲームスピードが早いと、一部の変態プレイヤーを除きどうしてもコントロールが雑になるし、画面全体を覆う弾幕は避けようがない。

こういったゲームの攻略法は2つしかない。

  • 超火力で無理矢理ゴリ押し
  • 針の穴を通すような超回避をしながらジワジワと進んでいく

拙者はノーマルまでしかクリアしていないが、本作のノーマルまでであればある程度超火力でゴリ押せる。

しかし、敵の弾をくらいながらゴリ押しってゲーム的には面白いのかな…?と思う。

正直、クリアしても何かスッキリしないのだ。

 

一方、「1発でも食らったらアウト」というような弾幕ゲーだったとしても、本作くらいのゲームスピードだと辛いものがある。

「ハイスピード+弾幕シューティング」は確かに見栄えは派手だが、ゲームとしての面白さは微妙だと思う。

総評

凄い悪い言い方をすれば「見栄えだけは良いゲーム」である。

だが、肝心の中身(ストーリーやシューティング部分)が大味で薄っぺらい。

同人作品でここまでのクオリティのゲームを作れることに驚く反面、やっぱり同人作品だな…とも思える内容であった。

 

得点:21/100

カッコいいロボットのカッコいいシーンを見たい!という人には良いかもしれないでござる。

ただ、ボリュームが少ないことは覚悟すべし!

 

以下はチャプター1~2のプレイ動画でござる。

ほぼ初見プレイ。

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