【Grim Fandango 評価】世界観やストーリーは最高だが進めるのが億劫になる…

【Grim Fandango 評価】世界観やストーリーは最高だが進めるのが億劫になる…

今回紹介するのはPS4の「Grim Fandango Remastered」というゲームでござる。

「Grim Fandango」は元々海外で販売され、名作として知られるAVGでござるよ。

「Grim Fandango Remastered」の基本情報

タイトル(商品名):Grim Fandango Remastered(グリムファンダンゴ リマスタード)
機種:PlayStation4
ジャンル:アドベンチャー
メーカー:Double Fine Productions
価格:1,534円

 

1998年に発売され、世界で高い評価を得て名作として殿堂入りしているアドベンチャー。

ただ、長年日本語版は発売されず、PS4になってからようやく正式に日本語化されることになった。

 

本作は、死人が冥界に行くまでの道程を旅行代理店に務める死神達が案内する、というユニークな設定になっており、主人公のマニーもそんな死神サラリーマンの1人。

成績が振るわず、社内でバカにされたり嫌がらせを受けるマニーを通じて、死神旅行代理店のブラック企業っぷりを面白く描いた作品になっている。

 


冒頭のオープニングでは主人公がかっこ良く死神姿で登場する

 

ゲームをスタートすると、いきなりオープニングが始まり、その後ほとんど説明もないままに操作可能になる。

そのため前知識なしで始めると操作方法すら良く分からない状態でスタートになる。

拙者はいつも事前情報を入れずにまずプレイしてみるようにしているが、最初は○ボタンであちこち調べたり話しかけても「持てない」「持てない」ばかり言われて途方に暮れた。

 


調べられる物は沢山あるため、総当たりでいくとどれだけかかるか…

 

本作では□○ボタンで物や人を調べ、×ボタンで話しかけたり、ドアを開けるなどのアクションを起こす。

この3つのボタンは物によってはそれぞれ違うメッセージが出ることもあるため、自力で攻略するのなら全て総当たりで試していくことも必要になる。

また△ボタンを押すことで入手済みの物を調べたり手に持つが、この状態でないと進まない会話もある。

ちなみにR1を押しながら移動すると早く移動できるのも覚えておくと便利だ。

「Grim Fandango Remastered」の評価・感想

ゲーム状況
プレイ時間:3時間
クリア:未
バージョン:1.02
導入DLC:なし

 

まだ序盤も序盤だと思う…。

自力だと全然進まない!

面白いストーリーや魅力的なキャラが沢山


社長秘書のエヴァとポンコツ社員のマニーのやり取りも面白い

 

本作に登場するキャラは、ほとんどが死人なのでガイコツだらけなのだが、それぞれのキャラクターが立っており、会話の内容がとても面白い。

死後という完全にファンタジーな世界にも関わらず、人間味タップリの会話はオープニングから引き込まれるだろう。

まだ大して進んでいないがストーリーも面白く、良く練られているように思う。

 

アメリカのブラックジョークなノリは強いが、日本人でも充分楽しめる内容になっている。

特にコメディ映画が好きなら大好物な内容だろう。

画面の分割が粗いため、オブジェクトが分かりにくい


カメラから遠い位置のオブジェイクトは何だか分かりにくい

 

本作のキモとなるのは、様々な物や人調べ、物を利用して謎解きをすること。

しかし、1998年の作品ということもあって、技術がやりたい事に追い付いていない感がある。

 

マップは「バイオハザード」のような方式で1つの部屋がいくつかに区切られ、オブジェクトがある位置によっては見にくかったり、調べにくい場所も多々ある。

「バイオハザード」と違い、ゲーム性に大きく関わるような画面分割でもないし、単純に物や人が分かりにくいのはデメリットしかない。

この辺りは最近の作品(「Gone Home」など)に遠く及ばない点だと思う。

 

また、アスペクト比が4:3で、画面の両端が幕で誤魔化されている点も残念。

これは難しいというか…


最初はどこに車があるのかも良く分からん…

 

本作は「面白い」という評価の一方で、「凄く難しい」という評価もある作品だ。

実際にプレイしてみて、まだ全体のボリュームがどれほどかは分からないが、何も攻略情報なしでクリアしようという気はすぐに失せた。

なぜなら手がかりとなるようなヒントがほとんどないから。

でもそもそも、このゲームは「難しい」というのだろうか?

 

単純に何もかもが説明不足すぎるのだ。

せめて、「次に○○をしなければいけないけど、さてどうしよう?」というところまでははっきり明示しておいてもらわないと謎解き以前の問題だ。

(次にすることも謎解きの1つと捉えるのはちょっと変な気がする…)

また上でも書いた通り、操作説明すらないため、何も知らずに始めるといきなり詰まることもある。

拙者はこういう基本情報を出した上で、謎の解き方が難しいというのが良質なゲームだと思う。

 

だから、難しいというより、「不親切なゲーム」という感じの方が強いかな~と思う。

総評

話は面白いが、オブジェクトの見えにくさや、不親切な謎解きでなかなか進まず、「先は知りたいけどプレイするのは億劫」な状態になった。

ぶっちゃけゲームではなく、オープニングのような形で最後まで映像作品として見てみたい作品だと思った。

グラは昔風だが、決して見れない感じではないし、当時凄いと評判になったのも納得の出来だった。

 

得点:31/100

今のゲームやってる人にはまぁ合わない作品でござろうな…。

ただ、ストーリーは色褪せないし、名作ゲームをやりたい人には攻略を見ながらプレイしてみることをおすすめするでござる。

 

以下はゲーム開始~20分程度のプレイ動画でござる。

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