【Gジェネ ジェネシス】システムの面白さは健在だが改悪点も…

【Gジェネ ジェネシス】システムの面白さは健在だが改悪点も…

今回紹介するのはPS4の「SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス」でござる。

ガンダムを題材にした戦略SLGシリーズの最新作でござるよ。

「SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス」の基本情報

タイトル(商品名):SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス
機種:PlayStation4
ジャンル:SLG
メーカー:バンダイナムコゲームス
価格:8,856円

 

Gジェネレーションとはアニメ、漫画、小説、ゲームなど様々なガンダム作品に登場するモビルスーツ(MS)がSD化して登場する戦略SLGシリーズ。

スーパーファミコンで前身となる作品はあるが、「Gジェネレーション」としてシリーズ化されたのは1998年に初代PSで発売された「SDガンダム Gジェネレーション」。

以降は様々なゲーム機で続編が作られていたが、2012年にPSPで発売された「Gジェネレーション オーバーワールド」からしばらく続編の音沙汰がなく、4年ぶりの新作となったのが本作である。

 


出典:http://ggg.ggame.jp/

 

ゲームは平面で描かれたマップ上で、ターン毎に自軍・敵軍が移動・攻撃していくオーソドックスな形。

「スーパーロボット大戦」のガンダムだけが登場するゲームと思えば分かりやすい。

ただ、「スーパーロボット大戦」よりもガンダムだけに特化していることもあって、かなりマイナー作品を取り扱ったり、マイナーな機体も数多く登場する。

 

またGジェネシリーズならではの要素として、MSのレベルを上げると、関連する新しいMSを開発したり、MS同士を組み合わせて新しいMSを設計できるというシステムがある(後のシリーズでは「交換」や「ACE登録」など機体を登録できる手段が増えた)。

ガンダムファンからすれば「このMSの技術が、ここに繋がるんだな」というような発見もあったりして面白い。

 


出典:http://ggg.ggame.jp/

 

Gジェネレーションシリーズは原作追体験型・ブレイク型(オリジナルストーリー)の2種類があるが、今回の「ジージェネレーション ジェネシス」は原作に沿ったストーリーが楽しめる原作追体験型の作品となっている。

ガンダム作品の中でもUC.0079~UC.0103までにフューチャーしており、1年戦争~マフティー動乱(DLCありの場合)までの時代に含まれるシナリオが楽しめる。

特に「ファーストガンダム」を始めとした1年戦争の時代のシナリオが分厚く、1年戦争シナリオを全てクリアしたら全シナリオの半分が終わってた!というほど。

 

その他本作からの特徴としては、

  • 戦闘シーンでのMSグラフィックの頭身が上がり、より動きが激しくなった
  • チャンスステップ(撃破後の再行動)が最大2回までに制限
  • 戦艦が成長するようになり、移動してから攻撃できるようになった
  • 戦艦とMSが一斉に攻撃を行うグループ攻撃が追加された
  • マスターだけが使えていたスキルが、艦長・リーダーも使用可能になり、他メンバーのスキルも使えるようになった

などいっぱいあるが、これまでのシリーズとほぼ同じ感覚でプレイできる。

「SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス」の評価・感想

ゲーム状況
プレイ時間:25時間
クリア:未
バージョン:1.05
導入DLC:初回購入特典+無料DLC

 

発売日に購入したが積みゲーになっていて、最近ようやく全ての1年戦争シナリオが終わった。

DLCは「閃光のハサウェイ」のシナリオ&MS他、追加機体や追加ステージなどが配信されている。

これまで通りの面白さは健在


出典:http://ggg.ggame.jp/

 

拙者はこれまで初期3作「Gジェネ」「GジェネZERO」「GジェネF」+「オーバーワールド」をプレイしているが、「オーバーワールド」などのオリジナルストーリーよりも原作再現シナリオなのは良かった。

「オーバーワールド」のオリジナルシナリオが酷過ぎたのもあるが、拙者自身それほどガンダムアニメを見ていないので、原作のストーリーを楽しむにはGジェネはちょうどいい。

「ユニコーン」シナリオはまだプレイしていないが、アニメを見ていないので、どんな話なのか楽しみだ。

「Gジェネ」でガンダムのストーリーを知るという楽しみ方をしている人にとっては、今作もこれまで同様に楽しめるはず。

 

また、開発・設計をしながら全てのMSを作成可能にしていく、という面白さは本作でも健在。

拙者の場合、初期機体は全部解体し、初期作のように「セイバーフィッシュ」や「61式戦車」から始めるのが好みで、徐々にMSを手に入れ強くなっていく感じが楽しい。

ただ、本作ではDLCがなければ結構お金に苦労するので、良く考えて開発・設計を進める必要がある。

難易度は低いため自分で制約をつけよう


出典:http://ggg.ggame.jp/

 

シリーズ全般を通してのことだが、本作も難易度は低い。

特にいきなりDLCを導入すると、バランスブレイカー機体(バルバトスルプスやホットスクランブルガンダムなど)が最初からあるため一気に簡単になってしまう。

それ以外にも初期機体を順調に開発していくと強機体になったりもするし(フェニックスガンダム系列)簡単にクリアしようと思えば方法はいくらでもある。

 

ただ、それではこのゲームはあまり楽しめない。

このゲームはある程度自分でルールを決めた方が楽しめるはずだ。

例えば拙者のように一番弱い方から順番に開発していくとか、量産機だけを使うなどある程度縛りを作った方がいい。

拙者の一番弱い機体からの開発でも1年戦争が終わる頃にはかなりヌルゲーになるが…。

 

本作ではチャンスステップの回数が2回までという制限が入ったが、初期作のように数の暴力は少ないので、あまり気にするほどでもない。

不満点もいっぱい


出典:http://ggg.ggame.jp/

 

4年ぶりに満を持して発売された本作だが、結構微妙な点も多い。

  • 以前の作品に比べ、戦闘アニメ時のカットインや特殊演出が極端に少ない
  • ステージごとの敵の数が少ない
  • 自軍が介入する前のステージが面倒なだけ
  • MSの種類は多いが、色を変えただけの専用機も多い
  • UIがかなり不親切(編成画面で機体紹介が見られないなど)
  • シナリオが少なく感じる
  • シナリオの偏り(1年戦争系ばかりが多すぎ)
  • シェア機能が使えない

などなど。

 

PS4になって初めてのGジェネだし、全てのMSを書き直していることで、ボリューム的な面は仕方ないかもしれないが、UIの不親切設計は過去の作品で感じなかっただけに残念だ。

シナリオなどは今後もDLCで追加されるのだろうか?

総評

ガンダムファンのための作品なのだが、キャラクターカットインなどが大幅に削減されているせいで、誰に向けた作品だか良く分からないことになっている。

ただ、3Dで描かれたMSはSDでもカッコいい!

ガンダムが好きで自分で縛りプレイができる人であれば、買っても楽しめると思う。

 

得点:37/100

個人的には期待していた感じとは違って残念な作品でござった。

GジェネFのような大ボリュームのGジェネは今後出るのだろうか…?

 

↓のPVでそそられる人は買ってもいいかも。

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