【MGSV TPP 評価】意外とメタルギアシリーズ未プレイの人の方が楽しめるかも?

【MGSV TPP 評価】意外とメタルギアシリーズ未プレイの人の方が楽しめるかも?

今回紹介するのはPS4の「メタルギアソリッドV ファントムペイン」というゲームでござる。

言わずと知れた超有名ステルスゲームの最終作でござるよ。

 

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「メタルギアソリッドV ファントムペイン」の基本情報

タイトル(商品名):メタルギアソリッドV ファントムペイン
機種:PlayStation4
ジャンル: タクティカル・エスピオナージ・オペレーション
メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
価格:9,072円

 

2017年10月現在、PS Plusのフリープレイとして配信中。

本作のプロローグでもある「メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ」は過去にフリープレイ化していたので、PS Plus会員はどちらも無料でプレイできたことになる。

さすがに本編までフリープレイになるとは思わなかった…。

 


潜入手段も色々、敵兵への攻撃手段も色々

 

さて、本作はシリーズ初となるオープンワールドでのステルスアクションで、これまでより目的地までの潜入ルートや方法はかなり自由度が高いとされる。

(「とされる」と書いているのは拙者がシリーズをプレイしたことがないから。)

ただ、完全なオープンワールドという訳でもなく、潜入先となるマップやマザーシップは自動的にヘリでの移動になるし、潜入先のマップ間の移動もヘリを経由して行くしか方法がない。

つまり「全て地続きで繋がっている訳じゃない」ということには注意が必要だ。

また、ミッション中は行動できる範囲が決まっており、そこから外れると自動的にミッション中止になる。

 

シングルプレイでは、ミッション or サイドミッションをクリアしていくことがメインとなる。

ミッションをクリアしていくことがストーリーは進行し、サイドミッションでGMPというお金を稼いだり、資源や設計図を集めるといった感じ。

これとは別にマップを自由に探索することもできるが、サイドミッションをこなしながらでもできるのであまり意味はない。

 


マザーベースでは拉致したスタッフがせっせと働いている

 

ミッションやサイドミッションで稼いだGMPや資源を使って、本拠地となるマザーベースを拡張したり、新しい武器を開発したりすることができる。

マザーベースには武器や道具を開発する「研究開発班」など様々な部署があり、それぞれの部署のスタッフには、ミッションやサイドミッションなどで登場する敵兵士を拉致(フルトン回収)した人々を配置していく。

優秀なスタッフを増やしていくと、ミッション中に様々な恩恵が得られたり、より強い武器が開発できるため、メインの話とは別にこちらがやりこみ的な要素になるだろう。

開発できる武器・道具にはかなりの数があり、主人公のスネークが装備するものの他にも、ヘリコプターやバディの装備、マザーベースに配置するための武器なども開発できる。

 

オンライン要素としては、「メタルギアオンライン」というPvPの他、他人の前線基地に侵入して、スタッフや資源を奪う「FOBミッション」という遠まわしな対人戦も可能。

 

これ以外にも色んな面でとにかくやれることが多く、ステルスゲーの枠に収まらないようなドンパチプレイもできるし(推奨されているわけではないが…)、人によって様々な遊び方ができるようになっている。

「メタルギアソリッドV ファントムペイン」の評価・感想

ゲーム状況
プレイ時間:50時間くらい
クリア:未
バージョン:1.15
導入DLC:なし

 

ミッション33までクリア。

かなり寄り道して遊んでいる。

メタルギアオンラインは未プレイなので、今回はその部分には触れない。

かなり操作・システムが複雑で覚えるまでに壁がある


敵に見つかった時にはリフレックスモードとなり、時間がゆっくりになる

 

本作は上でも書いた通り、本当に色んなことができる。

例えばミッションだけに限っても、武器や道具が最大20個以上持ち込めたり、バディへ指示を出したり、車を運転したり、ヘリの攻撃支援なども呼べる。

全て使う必要はないにしても、それだけ覚えることが多くなるわけで、自然と操作は複雑になってしまう。

 

「敵に見つからずに侵入し、目的を達成する」という元々のステルスゲームの単純なルールからはかけ離れた複雑さだ。

そのため、普段あまりゲームをしない人にとっては、結構敷居が高いと思われる。

操作が覚えられずに投げ出してしまう人は一定数いそうだ。

 

一方で、ある程度操作を覚えていくと、色々できるのはかなり楽しい。

本当にスパイ映画さながらのドキドキな隠密行動が取れたり、敵に見つかったら即座にランボーごっこに切り替えてロケットランチャーをぶっぱなしたりできる。

最初の操作を覚えるという壁を超えると、自分で試行錯誤して楽しく遊べるゲームだと思う。

ストーリーは自分で調べないときつい


オセロットさん…ただの脇キャラだと思ってたよ…

 

「メタルギア」シリーズは1987年にMSX2用ソフトとして発売され、今年で30周年の歴史を持つステルスゲーの元祖ともいえるシリーズである。

「ドラクエ」とか「FF」のような作品と違い、全て話が繋がっている作品であり、しかも本作はこれまでの話の流れを知らない人への配慮がほとんどないため、何も知らないままプレイするとちんぷんかんぷんな人名や用語が次々と出てくる。

 

基本的なことで言えば、メタルギアシリーズの主人公はどれも「スネーク」だが、実は「メタルギア」とか「メタルギア ソリッド」に登場するスネークと本作のスネークは別の人物であることを、拙者はプレイの途中でようやく気付いたくらい。

 

ただ、これらのストーリーを知らなくても、「今回はこういう話なのね」ということがなんとなく理解できれば、それだけでも思ったより楽しむことは充分できる。

拙者はプレイしている最中にこれまでのストーリーの流れが知りたくなり、色々ネットであらすじを読んだりしていた(その中で本作のネタバレまで知ってしまうことになったが…)。

 

ネタバレを知って思うのは、本作の場合は逆に「これまでシリーズを遊んできた」プレイヤーこそ、ストーリーが残念に感じるものかもしれない。

これが最後の作品となるならなおさら…。

開発や派遣ミッションに時間がかかるのは…


★の数が多いほど開発までの時間がたくさんかかる

 

本作で最も残念だったのは、マザーベースの拡張・武器の開発や、NPCをミッションに派遣するのに無茶苦茶リアル時間がかかること。

後半の武器の開発やオンラインの派遣ミッションには〇日〇時間とか平気である。

ミッション派遣はまだしも武器開発にそれだけ時間を取る理由が見当たらない。

これはMBコインという有料要素で短縮できるが、フルプライスの作品でこういう小遣い稼ぎしてくるのはいかがなものかと思う。

それ以外にも何かと時間のかかるゲームなので、ゲーム時間が多く取れない人にはおすすめしづらい。

 

あと、人が多い時間にオンラインに繋いでプレイしていると、急に重くなって画面の切り替えにものすごい時間がかかることがある部分もマイナス点だ。

総評

色々酷評が多い本作だが、個人的にはかなり楽しめた作品。

ひょっとしたら「メタルギア」シリーズに思い入れがない人の方が純粋に楽しめるゲームなのかもしれない。

特に酷評の多い2章に差し掛かったばかりだからこんな評価になっている可能性もあるが、1章だけでも今の価格なら充分もとは取れるはずだ。

 

得点:70/100

時間がたっぷりあって、がっつり遊びたい人におすすめでござる。

慣れないうちは1ミッションにもそれなりに時間がかかるので、逆にサクッと遊びたい人には向かないでござろうな…。

↑はファントムペインに加え、グラウンド・ゼロスも入った「メタルギアソリッドV」の完全版とも言えるもの。
両方購入する予定ならこれを買った方が安いかも。

⇒ 「MGSV TPP」をPS Storeで見てみる

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