【シャーロック・ホームズ 悪魔の娘 評価】ミニゲーム要素がテンポを悪くしてる

【シャーロック・ホームズ 悪魔の娘 評価】ミニゲーム要素がテンポを悪くしてる

今回紹介するのはPS4の「シャーロック・ホームズ -悪魔の娘-」でござる。

かの有名な名探偵シャーロック・ホームズとなって難事件に挑む、ミステリーアドベンチャーゲームでござるよ。

 

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「シャーロック・ホームズ -悪魔の娘-」の基本情報

タイトル(商品名):シャーロック・ホームズ -悪魔の娘-(Sherlock Home:The Devil’s Daughter)
機種:PlayStation4
ジャンル:ミステリーアドベンチャー
メーカー:オーイズミ・アミュージオ
価格:7,980円

 

2018年5月のフリープレイとして配信中。

 

世界で最も有名な名探偵「シャーロック・ホームズ」を題材にした作品。

拙者は知らなかったが、ウクライナのFrogwaresというゲーム会社が2009年発売の「シャーロック ホームズ – ペルシャじゅうたんの謎」という作品以来、シリーズものとして作っている作品群の1つのようだ。

そして拙者は小説等でもホームズを読んだことがないのではたまた知らなかったが、本作に登場するエピソードはゲームオリジナルのストーリーらしい。

 

さて、本作はいくつかのエピソードに区切られ、その1つ1つの事件をプレイヤーがホームズとなって推理していくというゲームになっている。

基本的な海外製アドベンチャーと同じく、3人称視点でホームズを動かし、様々な物(証拠品)を調べたりや参考人と話すことで物語は進んでいく。

 

本作ならではの特徴もいくつかある。

1つは重要な人物と初めて接触する時に、その人物像を推理するシーンが入ること。

 


正しい選択肢は画面右にぼやけている部分を見れば答えが分かったりする…

 

プレイヤーはL1R1ボタンで人物を観察し、気になる部分を調べる(×ボタン)ことで、ホームズ流の観察眼を勉強することができる。

また、場合によっては選択肢の中から正しい特徴を選ばなければならないが、これを間違えてしまうと正しい人物像にならなかったりもする。

 


証拠を積み上げて推理を組み立てていく様子がよく分かるようになっている

 

また、△ボタンを押すことで、これまで捜査で得た情報を組み合わせて推理を展開するホームズの脳内モードに入ることができ、最終的にはここで事件の結論を出すことになる。

推理の最期には犯人を裁くかどうか、という選択肢も迫られ、これによって事件の最期も分岐するようになっている。

もちろん手掛かり不足であれば推理が成立せず、間違った答えを出してしまう場合もある。

「シャーロック・ホームズ -悪魔の娘-」の評価・感想

ゲーム状況
プレイ時間:5時間
クリア:未
バージョン:1.00
導入DLC:なし

 

エピソードがいくつあるのか分からないが、拙者はまだ2つ目の事件の途中まで。

DLCではホームズの別コスチュームが有料で販売されている。

シャーロック・ホームズの独特の世界観を味わえる


ちょっと汚いイギリスの街並み。当時はこんな感じだったのかも…

 

シャーロック・ホームズの舞台は19世紀のイギリス。

PCもなければ、携帯電話もない時代である。

ホームズは調べものをする時には様々な書籍を漁り、事件現場には馬車で向かう。

そんな、現代を舞台にした推理ゲームとは一味違ったアナログな世界観を充分に味わうことができるゲームだ。

 

また、技術だけでなく、今の日本とは価値観も全く違う。

ホームズは犯人が死んでも何とも思わなかったり、「天罰だ!」と言ったりもする。

この辺り、今の価値観で挑むと「えっ!?」となるかもしれないが、その当時のややおどろおどろしい雰囲気や緊張感を上手く表現できているように思う。

私は本作をプレイ中「ブラッドボーン」の世界観を思い出したりした。

推理は意外と簡単


推理部分についてはかなりの親切設計。情報も綺麗にまとめられている

 

推理がメインとなる本作だが、実際に頭を使うのはゲーム内のホームズで、プレイヤーはホームズの推理の助けとなるような情報を集めることがメイン。

ホームズを歩き回らせて、それらしき場所で証拠品を集めたり、ミニゲームを成功させると、ホームズが勝手に色々思いついてくれるのだ。

 

ちょっとわかりにくい場所に証拠品がある場合などは、R1ボタンを押すように指示が出て、証拠品が光るという親切設計。

また、人物像を推理する時に出る選択肢も、実はぼやけている文字の数などを見ればどっちが正しいか簡単に判断出来たりする。

 

では推理パートはどうかというと、大体総当たりで繋げていけば当たりが導きだせたりする。

要するに、本作は自分で推理するというよりは、「ここからこんなことまで分かるのか!」というホームズの推理力に驚くためのゲームなのかもしれない。

ミニゲームでテンポが悪くなりがち


ミニゲームは意外と難しく、イライラするかも…

 

本作には重要参考人を尾行したり、鍵を開けたりといったミニゲームのようなものが多数入っているが、正直どれも面白くなく、そのくせ結構難しかったりするのでゲームのテンポを悪くしているだけのように思う。

サクサクと物語を進めたい人はミニゲームのスキップをおすすめする。

 

また、それ以外にも証拠品集めなど地道な作業も多く、さっさとゲームの展開を見たい人は途中でダレてしまうかもしれない。

同じミステリーアドベンチャーとして「ヘビーレイン」のように最後まで集中力を途切れさせない展開が欲しかったところ。

個人的にはこのような欠点から、最後までプレイするのはキツイな…と感じた。

総評

ホームズ作品という点、19世紀のイギリスの世界観、ストーリーなどはなかなか面白い。

しかし、ミニゲームや証拠品集めなどがゲームテンポを悪くしており(ロードも長め)、肝心のストーリーがブツ切れになってしまっているのが残念。

 

得点:48/100

シャーロック・ホームズの小説や映画などを見ていない人は一度プレイしてみるといいかもしれないでござる。

推理ものとしてみると結構簡単な部類だと思うので、ミステリーアドベンチャーを体験してみたい人にもおすすめできるでござるよ。

 

↓は最初のエピソード「餌食は語る」の序盤30分プレイ動画。

変なところで詰まったりしていたため、少し編集してまとめている。

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