【XCOM2 評価】初心者には難しいが何度も挑戦したくなる戦略SLG

【XCOM2 評価】初心者には難しいが何度も挑戦したくなる戦略SLG

今回紹介するのはPS4の「XCOM2」というゲームでござる。

エイリアンとの戦いを描いた戦略SLGでござるよ。

 

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「XCOM2」の基本情報

タイトル(商品名):XCOM2(エックスコム2)
機種:PlayStation4
ジャンル:リアルタイムストラテジー
メーカー:2K Games
価格:7,484円

 

2018年6月のフリープレイとして配信中。

 

「XCOM」シリーズは2012年に発売された「XCOM: Enemy Unknown」から続くターン性戦略SLG。

日本では1作目はPC版しか発売されていない。

1作目は侵略してきたエイリアンと戦う話だったようだが、手痛い敗北を喫し、地球のほとんどが侵略され、優秀なコマンダー(主人公)も捕まっててしまった。

本作「XCOM2」ではそんなエイリアンに支配された地球で、エイリアンと戦っていたXCOMメンバーがレジスタンス(テロ)活動の輪を広げエイリアンに逆襲するお話。

 


エイリアンはそれぞれがいやらしい攻撃手段を持っている

 

本作のゲームは大きく2つのパートに分かれる。

1つは戦闘パート

こちらは3Dで描かれたマップに敵味方が入り乱れて戦う、ターン性戦略SLG。

チュートリアルなどでは難しそうに思えるが、「ディスガイア」のようなゲームと基本は同じで比較的シンプル。

 

1人のキャラは1ターンに2の行動力を持ち、この行動力の範囲であれば移動に2を使っても良いし、移動してから攻撃することもできる。基本的に攻撃をしたら行動力が残っていてもそのキャラのターンが終了する(階級が上がることで覚えるアビリティでは例外もある)。

こうして敵味方のターンを繰り返し、敵を全滅、任務目標を達成するとその戦闘はクリアとなる。また、戦闘に勝てそうになければ、任務途中でヘリを呼び出して帰ることも可能だ。

難易度はかなりシビアで、一度死んだ兵士はどう足掻いても蘇らないし、体力が少しでも減ってしまうと負傷となり、しばらく戦闘に出せなくなってしまう。

 


新兵からどの兵科になるかはランダム?いない兵科が出やすい気がする

 

一般兵士は「新兵(アサルトライフル装備の特徴のない兵科)」からスタートする。

新兵は敵を1匹でも倒すと昇格し、戦闘終了後に遊撃兵・狙撃兵・技術兵・グレネード兵へと変化する。

 

それぞれの兵科に変化した後は、昇格するたびに兵科ごとに用意された2つのアビリティのうち1つを覚えることができる。

1つ1つのアビリティによってそのキャラクターの戦略が変わってくるので、よく考えて取得していく必要がある。

 


移動司令部では世界を飛び回る!日本もあるよ

 

そして戦闘が終わると、もう1つの移動司令部パートに移行する。

こちらでは世界中を飛び回って、他のレジスタンスとの連携をしたり、資源や人材を獲得したり、研究・開発をしたり、司令船内に施設を建造したりできる。

 


戦闘に持っていける装備品を作成するのも移動司令部パート

 

いわば戦闘パートに万全の準備を整えるためのパートと言える。

また、ゲーム開始からしばらく経つと、エイリアンの「アヴァター計画」というものが開始され、これが達成されることでゲームオーバーになってしまう。

この計画を邪魔しながら、資源や人材を揃え、装備を強力にして、自軍の兵士を鍛えていかなければならない。

やれることが非常に多いが、資源や人材はかなりカツカツで、初心者はどれから手をつければ良いのか悩むところだ(拙者も未だによく分からない)。

「XCOM2」の評価・感想

ゲーム状況
プレイ時間:20時間
クリア:未
バージョン:1.06
導入DLC:なし

 

ルーキーで始めたがすでに2回詰んだ。

これから3回目のチャレンジをしようと思う。

DLCには大型拡張パック「選ばれし者の戦い」などゲームを拡張させる有料DLCが4種類配信されている。

初心者は難易度ルーキーから始めよう

上でも書いたが本作は非常に難易度が高い。

チュートリアルをプレイすれば分かる通り、バンバン兵士は死んでいくし、時間が経てば敵はどんどん強くなっていく。

万全の状態でベストメンバーを戦場に投入できる方が稀なゲームなのだ。

また、移動司令部パートでも的確な行動をしないと、すぐに敵との差が開いていく。

そうなるとますます戦闘で苦しくなっていくという悪循環。

 

最初から高難度を選択したい人もいると思うが、本作を始めてプレイする人には最初はルーキーでプレイすることを強くオススメする。

ルーキーでも一般的な戦略SLGのハードくらいの難易度はあると思う。

しっかり戦略を練らないと、ルーキーでもすぐにエイリアンに蹂躙されるので、まずルーキーで最後までクリアするのが最初の目標になるだろう。

 

※ルーキー1周クリア後のアドバイス

建築で「ゲリラ戦訓練施設」をなるべく早めに作り、出撃できる人数を増やすと一気に難易度が下がることがわかった。

戦闘に出せる人数が増えればそれだけ戦闘中の行動が多くなり、更に沢山のキャラクターをいっぺんに成長させることができるからだ。

なにはともあれまずは「ゲリラ戦訓練施設」を建設しよう。

それでも何度も繰り返したくなる中毒性


青枠内は行動力1で行ける範囲、黄色枠が行動枠2で行ける範囲を表している

 

そんな難易度の高い本作だが、それでも何度も挑戦したくなる不思議な魅力がある。

やり込み要素も多そうなので何百時間もプレイでき、戦略SLG好きにはたまらない作品と言えるだろう。

日本ではマイナー作品だが、海外で人気があるのもうなづける。

 

3Dのマップで3Dのキャラを動かす戦闘と言えば、過去プレイして即効で投げた「ナチュラルドクトリン」を思い出し嫌な予感もあったが、蓋を開けてみればルールは分かりやすいし、中毒性も高く、今年のフリープレイの中では個人的に一番の当たりだった。

クリアできたら追加DLCも買ってみたいかも。

全体的にテンポが悪いのはマイナス


説明文が勝手にスクロールするのも地味に読みづらい

 

ただ、本作が全てパーフェクトという訳でもなく、欠点もある。

特に気になるのが全体的なテンポの悪さ。

例えば移動司令船を移動させるのもサッと動いてくれれば良いところがタラタラ遅かったり、研究前にいちいち解剖ムービーが入ったり、戦闘前に必ずヘリから飛び降りるシーンがあったりする(ボタンで飛ばせるけど、そもそも必要?と思う)。

演出も大事だが、こういうゲームは何時間もプレイするものなので、なるべくストレスは少なくしてほしいところだ。

 

また、戦闘場面では度々カクついたり、敵のターンでしばらく動かなくなったりすることもあった(フリーズではなく、長考か?)。

いらない演出はなるべく省いてもっとゲームを軽くしてくれたらストレスフリーになるのに…と思うが、これは最近の大型タイトル全体にも言えることかもしれない。

総評

個人的にはめちゃめちゃ面白く、期待してなかったゲームでは久々のヒット。

ただ、和製の戦略SLGとは勝手が違い、せっかく育てたキャラがあっさり死んで退場したり、完璧なプレイがしにくいので、人によって好き嫌いが分かれそうな作品でもある。

 

得点:78/100

もう少しゲームのテンポがスムーズなら81点以上だったが、充分面白いでござる。

戦略SLG好きならかなりオススメでござるよ。

 

「XCOM2」をPS Storeで見てみる

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