【フェアリーフェンサーエフADF 評価】コンパイルハートの意外と面白い傑作RPG!

【フェアリーフェンサーエフADF 評価】コンパイルハートの意外と面白い傑作RPG!

今回紹介するのはPS4の「フェアリーフェンサーエフ ADVENT DARK FORCE」というゲームでござる。

コンパイルハートの発売する日本の特定のお客様向け「ガラパゴスRPG」の1作でござるよ。

 

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「フェアリーフェンサーエフ ADVENT DARK FORCE」の基本情報

タイトル(商品名):「フェアリーフェンサーエフ ADVENT DARK FORCE」
機種:PlayStation4
ジャンル:RPG
メーカー:コンパイルハート
価格:7,538円

 

2018年9月のフリープレイとして配信されていた作品(レビュー遅くなりました)。

 

「フェアリーフェンサーエフ」は元々2013年にPS3で発売されたガラパゴスRPGの第1弾作品。

天野喜孝(ファイナルファンタジーシリーズのデザインなど)、植松伸夫(ファイナルファンタジーシリーズの音楽など)、井上敏樹(仮面ライダーシリーズのシナリオなど)といった有名クリエイターも参加する豪華なRPGで、そこそこ人気の作品となってようだ。

今回紹介するPS4版は「フェアリーフェンサーエフ」に新たなストーリーの追加、システム一部変更などがされたリメイク作品でこちらもガラパゴスRPGの第3弾として発売されている。


フェアリーとタイトルについているものの、妖精ではなく妖聖

 

ストーリーは怠惰な生活をしている流れ者ファングが、ひょんなことからアリンという妖聖が宿った剣を引き抜いてしまい、フェンサーとして他の妖聖が宿った武器(フューリー)を集めなければならなくなるところから始まる。

フューリー集めの道中、ティアラというフェンサーに出会ったファング達は、無数の剣が刺さったまま眠る女神・邪神のいる次元に案内され、フューリーの力を借りてその剣を一つずつ抜いていくことになる、という内容。

 


戦闘中にフェアライズというコマンドを選択するとヒーローものさながらの変身シーンが!

 

戦闘はシンボルエンカウント方式。

戦闘フィールドでは素早さ順に敵味方が乱れて行動するが、移動範囲がサークルで表され、その中を自由に動いて攻撃攻撃範囲に届く敵を攻撃する。

この辺りは若干戦略SLGに近い。

通常攻撃は最大4つまで連続で攻撃技を繋ぐことができ、必殺技や魔法はSPを消費するものの範囲攻撃が可能。

また、テンションという値が上がることが、変身ヒーローのような変身が行え、各パラメーター上昇や変身時限定の必殺技が使える。


敵を倒すことで入手するWPを消費してパラメータや必殺技などを覚えていく

 

成長は主にWPというポイントを割り振ることで行え、ポイントが許す限り各パラメータ、必殺技・魔法、コンボ技、アビリティなどを習得できる。

ただラメータ以外のものについては、WP以外に解放条件が指定されているものもあり、最初から強いものを覚えさせるのは無理なようになっている。

「フェアリーフェンサーエフ ADVENT DARK FORCE」の評価・感想

ゲーム状況
プレイ時間:20時間
クリア:未
バージョン:1.02
導入DLC:なし

これまでのコンパイルハート作品の中では一番長くプレイした。

まだ中盤くらいだと思うが、クリアまで充分遊べそう。

 

DLCには「シュケスーの塔」などの追加コンテンツが無料でダウンロードできる他、本編では登場しない妖聖が1体100円ほど(200円×3セット)販売されている。

今までプレイしたコンパイル作品で一番面白い


「オメガクインテット」がアイドル、「クロバラノワルキューレ」が軍隊がテーマなら、本作はヒーローもの?

 

これまでこのブログでは「オメガクインテット」「クロバラノワルキューレ」とコンパイルハートのRPGを2作紹介してきた。

はっきり言って、拙者的にはどちらも面白くなかった。

 

今回の「フェアリーフェンサーエフADF」もフリプで来た時は「またか…」と思ったものだが…。

これは前にレビューした2作と違い、普通に遊べる程度に面白い作品だった。

プレイする前からガッカリしてすまんかった!

 

これまで紹介した作品と何が違うのかを考えてみると、恐らくシステム周りがシンプルなのが良いのだと思う。

どの作品も序盤はチュートリアルのオンパレードだが、本作はまだマシな部類で、戦闘システムや成長システムも比較的分かりやすい。

どんどん新システムを付け足していく一方のコンパイルハートRPGは、古い作品の方がややこしくなくて面白いのかもしれない…。

意外と戦闘難易度は高め


戦闘は位置取りが重要!

 

本作の一番の面白いと思える部分はやはり戦闘だ。

戦闘フィールドでは、シミュレーションRPGのように順番が回ってきたキャラは移動して攻撃を行うのだが、必殺技や魔法には範囲が定められており、上手く当てれば複数匹にいっぱんにダメージが与えられる。

そんな攻撃のレンジと範囲、そしてSPを気にしつつ戦うのが本作の基本と言える。

(通常攻撃は余裕のある時くらいにしか使わない。)

 

一方、敵は防御力の低い味方キャラを執拗に集中攻撃し各個撃破しようとしてくる。

そのため、攻撃範囲やレンジと同時に、防御力の低い味方を敵とどう引き離すかも強敵との戦いでは重要となる。

この駆け引きが意外と難しく、ちょっと強い敵と戦う場面では一人ずつ倒され、全滅してしまうこともあった。

他にも色んな要素が本作には詰め込まれているが、戦闘で最も大きな戦略となるのは、この攻撃と防御を気にした位置取りだろう。

ストーリーやグラはお察し


やはりダンジョンのグラはイマイチ…

 

前に紹介したコンパイルハート2作品より更に古い作品ということもあり、グラフィックはお察し。

ほぼPS2~PS3レベルのグラフィックである。

AVGパートでは全く気にならないが、やはりダンジョン探索時などには見えない壁に引っかかったりなど気になる部分はある。

 

ストーリーは本筋自体は分かりやすいものの、いちいち造語が多く、話を分かりにくくしている印象はこれまでの2作と同じ。

キャラ付けも悪口を言われると感じてしまう女キャラなど、かなり無理矢理感が強く、わざとらしいドタバタ劇が気になる。

ここらへんは個人の趣味の問題だと思うが、緊張感がなくて拙者はあまり好きじゃない…。

美少女同士の明るい掛け合いが好きな人には面白いと感じるかも。

総評

ここまで紹介したコンパイルハート3作の中で最も面白く、充分遊べるRPGだと思う。

ここから更にシステムをシンプルに洗練していく方向で進化していたら、「オメガクインテット」や「クロバラノワルキューレ」もあんな風になっていなかったと思うのだが…。

 

得点:52/100

昔ながらのJRPGが好きな人は楽しめる作品だと思うでござる!

コマンド型RPGがやりたい、美少女が沢山出てくるRPGがやりたい、という人におすすめでござるよ。

 

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