格闘ゲーム用パッド「ファイティングコマンダー」レビュー!

格闘ゲーム用パッド「ファイティングコマンダー」レビュー!

今回紹介するのはPS3/PS4/PC用のコントローラー「ファイティングコマンダー」でござる。

格闘ゲームなどのプレイがしやすいように設計されたパッドコントローラーでござるよ。

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格闘ゲームをプレイするのに最適なコントローラーは?

格闘ゲームをプレイする際、例えば通常のPS4コントローラーを使った場合、操作に不便を感じる人が多いのではないだろうか?

これは主に次のような問題があるからである。

  • 十字キーで操作しようとすると、Lスティックに引っかかり意図していない動きが暴発する
  • アナログスティックで操作しようとすると真横・斜め下入力がしにくい
  • アナログスティックで操作した場合、スティックの消耗が激しくなる
  • 格闘ゲーム中にL1・L2ボタンを使ったコマンド操作がしにくい
  • そのため、□・△・〇・×・R1・R2の実質6ボタンしか使えない
  • これらのボタンを6ボタン式の格闘ゲームに割り振ると、同時押しなどがしにくくなる

通常のゲームコントローラーで格闘ゲームをプレイしたことがある人なら、これらの不便さを感じたことがあるはずだ。

残念ながら通常のコントローラーは格闘ゲームをプレイすることを重視して作られていないのである。

では格闘ゲームが好きな人はどのようなコントローラーを使っているのか?

一番メジャーなのは、「アケコン」と言われるアーケード筐体のスティック・ボタンを模したコントローラーだ。

これなら最も格闘ゲームの原型に近い形でプレイできる。

ただし、アケコンは次のようなデメリットもある。

  • 値段が高い(多くの商品が1万円以上)
  • レバーのガチャガチャ音がうるさい
  • 大きいため、使わない時に邪魔になりがち

本格的に格闘ゲームをする人にはアケコンが良いかもしれないが、上記のような問題もあり、結構購入に躊躇する人も多いと思う。

また、アーケードが格闘ゲームの原点ではあるが、ゲームセンターで格闘ゲームをプレイしていない世代では、逆にアケコンは使いにくく感じるかもしれない。

そんな人におすすめなのが、格闘ゲームに特化したパッド型コントローラーだ。

これならばPS4コントローラーのような感覚で操作できるし、かさばらず、値段も比較的安めで購入できる。

「ファイテングコマンダー」は貴重な格闘ゲーム用パッド

ただ残念なことに、格闘ゲームに特化したゲームパッドは数が少なく、それほど選択肢は多くない。

そんな中、PS4やPCで使える格闘用ゲームパッドの第一選択になりそうなのが「ホリ ファイティングコマンダー」なのだ。

「ファイティングコマンダー」の基本情報

商品名:ファイティングコマンダー
対応機種:PlayStation3、PlayStation4、PC
メーカー:ホリ
価格:4,298円(定価)

PS4の純正コントローラーとは違い、USBケーブルをつなぐ有線コントローラー。

天板には6ボタン(□△〇×に加えてR1・R2ボタン)が並び、アケコンと同じ感覚で弱中強のパンチ・キックボタンを配置できる。

また通常のコントローラーのR1・R2ボタンの位置にL1・L2ボタンがあるため、8ボタンを余すことなく使うことができるようになっている。

L1・L2ボタンに良く使う同時押しボタンなどを配置しておけば、連続技の途中に用意に同時押しコマンドが入力できるのだ。

一応オマケとして連射モードも付属している。

更に本来L1・L2ボタンがある位置はR1・R2ボタン、L3・R3ボタンに切り替えられるスイッチがついている。

L3・R3はあまり格闘ゲームで多用するボタンではないが、通常のアナログコントローラーの押し込みがここに配置できるので、工夫次第で格闘ゲーム以外でも使えないことはないかもしれない。

ちなみに拙者がプレイしている「ストリートファイター5」ではトライアルモードでL3ボタンがリセットになっているので、やり直しに便利だ。

コントローラーの下側面には使う用途に応じた切り替えスイッチがついている。

拙者はPS4でしか使う予定がないが、PCとPS4など色んな用途で使う場合にはここを切り替えながら使うようだ。

ファイティングコマンダーの使用感・感想

PS4コントローラーと持ち心地は違う

形状が違うことからも分かると思うが、PS4コントローラーとは持ち心地が多少異なる。

PSコントローラーより平べったく、Xbox系のコントローラーに近い形状だが、Xboxコントローラーより裏側のデコボコが浅い分、手にフィットしにくい感じ。

できればもう少し手の平に収まる裏側の溝を深くして手に馴染みやすい形が理想だが、使っているうちに充分慣れるので、大きな心配はないだろう。

ちなみに天板の6ボタンはPS4コントローラーのボタンより一回り大きく、押し間違えはしにくくなっている。

遅延などはないが、一部PS4コントローラーとの違いがある

コントローラーとしての機能はしっかりしており、入力してからゲームに反映されるまでに時間がかかる遅延などは、拙者自身は感じなかった。

OPTIONSボタン、SHAREボタンも正常に機能する。

ただ、PS4純正コントローラーでできることの一部が対応していないこともある。

  • PSボタンを押してもPS4が起動できない
  • タッチパッドの操作ができない

起動については「ファイティングコマンダー」はそもそもPS4の電源を入れて、USBで接続しただけではコントローラーを認識しないようになっている。

電源を入れてから「ファイティングコマンダー」のPSボタンを押し、コントローラーを認識させる必要があるのだ。

繋いだのに動かないという場合はPSボタンを押してみよう。

耐久性はそこそこ…?

実は拙者、PS3時代に「ファイティングコマンダー」のPS3モデルを持っていたこともある。

現在の形状とは多少異なっていたが、性能面では恐らく大差ないだろう。

そのコントローラーでは「ストリートファイター4」をプレイしていたのだが、軽く200~300時間以上の対戦には問題なく耐えられたと思う。

しかし、その後「スト4」から遠ざかり、1年ぶりに久しぶりに引っ張り出してみると、すぐにボタンが押したまま戻ってこない状態になり、使い物にならなくなってしまった。

経年劣化の可能性もあるが、耐久性はめちゃめちゃ高いわけでもなく、使い物にならないほど低くもないといったところだろうと思う。

ボタンの戻りが悪くなるのはこの「ファイティングコマンダー」でも共通して出やすそう(同じようなボタンが使われているため)なので、ボタンの戻りが悪くなった時が買い替え時と考えた方が良さそうだ。

故障リスクを考えても一般的なアケコンより大分安いので、充分元は取れるだろう。

総評

機能面・耐久性の面で純正コントローラーよりは劣るが、格闘ゲームをプレイするには必要充分な機能があり、アケコンよりも安くて使い勝手も良いので、カジュアルにプレイする分にはぴったりなコントローラーだと思う。

そもそも他の格闘用パッドという選択肢もほとんどないのだが…。

得点:57/100

アケコンは合わない・かさばる・値段が高いという人で、格闘ゲームをちょっと本格的に始めたい人にオススメでござる。

純正コントローラーより操作しやすいので、押したいボタンが押せないなどのストレスから解放されるでござるよ。

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